難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
「なぁ苑組維」

っ・・・・・・。

白鐘悠斗に名前を呼ばれた途端全身に鳥肌が立った。

「・・・・・・何」

「そんなキレるなよ」

気持ち悪い。

こいつと話すとどうしても気持ち悪い。

「Vertexの姫にならないか?」

そう言って右手を私に差し出す白鐘悠斗。

・・・・・・付き合ってください、か・・・・・・。

「無理」

「大丈夫だって。水無瀬からは守ってやるから」

そういう問題じゃない。

微笑みながら言う白鐘悠斗がどうしても気持ち悪い。

「そういう問題じゃない。私はあんたが嫌いなの。あんたと話すだけで鳥肌立つし気色悪い」

そう言うと白鐘悠斗はまたにっこりと笑った。

「そう言う「気持ち悪い」

白鐘悠斗は笑顔を消した。

「なぁ、苑組維。俺がキレる前に選んだほうが良い。正しい選択をな」

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