御曹司はただの同期のはずだったのに
「はあ……」
思わず声が出る。
「それ、いくらかかったの?」
現実的な疑問。
でも、理人は肩をすくめるだけだった。
「大した額じゃない」
そして、さらっと続ける。
「それに俺、それだけ給料もらってるから」
そう言って、にっこり笑う。
――そして。軽くウィンクをした。
(……ずるい)
こんな顔、見せられたら。
もう、何も言えない。
私はそのまま、理人の手を握り返した。
もう、迷わない。
この人と一緒に、生きていく。
そう、はっきりと思えた。
家に入った瞬間、理人の腕に引き寄せられた。
そのまま、唇が重なる。
さっきまでのレストランの空気なんて、一瞬で消えた。
「……玲奈」
低い声。
思わず声が出る。
「それ、いくらかかったの?」
現実的な疑問。
でも、理人は肩をすくめるだけだった。
「大した額じゃない」
そして、さらっと続ける。
「それに俺、それだけ給料もらってるから」
そう言って、にっこり笑う。
――そして。軽くウィンクをした。
(……ずるい)
こんな顔、見せられたら。
もう、何も言えない。
私はそのまま、理人の手を握り返した。
もう、迷わない。
この人と一緒に、生きていく。
そう、はっきりと思えた。
家に入った瞬間、理人の腕に引き寄せられた。
そのまま、唇が重なる。
さっきまでのレストランの空気なんて、一瞬で消えた。
「……玲奈」
低い声。