Actors☆5(アクターズ☆ファイブ) ~5人で挑む、はじめての舞台~
第十四話 これからが始まり
「それでは!」
「五人での初舞台の成功を祝って……」
「「かんぱーい!」」
初舞台を終えた三日後。
初舞台の成功を祝って皆でプチパーティーをしようという話になっていた五人は、放課後に中庭に集まっていた。
手元にはジュースや、購買で買ってきたお菓子が置いてある。
三日前。優希はやはり無理をしていたようで、舞台後に倒れてすぐ、病院に運ばれている。
無茶をしたことを、医者や家族から相当叱られたそうで、それから学校を休んでいた。
今日のパーティーは、二日間の休養を挟んで元気に登校してきた優希の、快気祝いも兼ねている。
「優希。お前さぁ……本当にもう、大丈夫なんだよな?」
「うん、もちろん!」
「無理はしてないんだな?」
「うん、無理なんてしてないよ! ……本当だよ!?」
両隣に座る塁生と雄星に疑わしい目で見られて、優希は必死に元気アピールをしている。
優希は、続けて二度も目の前で倒れたのだ。
心配性に拍車がかかってしまうのも無理はなかった。