Actors☆5(アクターズ☆ファイブ) ~5人で挑む、はじめての舞台~
「ぼ、ぼくも、その……迷惑じゃなければ、まだ一緒に舞台に立ちたいな」
「芥生先輩は卑屈すぎますって! 誰も迷惑なんて言わないから!」
「あはは、そうだね。オレもさ、次の舞台も、またこの五人で立てたらいいなって思ってたんだよね。それに、この五人用の新しい脚本を……実はもう書き始めてたりして?」
にやりと悪戯な笑みを浮かべてウィンクをしてみせた琥太郎に、優希は期待で目を輝かせる。
「え! どんな脚本を考えてるんですか?」
「んー、それはまだナイショ~」
「えー、そんなぁ。ヒントだけでも教えてください!」
「どうしよっかな~」
次も五人で舞台に立てることが決まって、優希は嬉しそうだ。
その柔らかな表情が伝染するかのように、他のメンバーの表情も緩んでいく。