Actors☆5(アクターズ☆ファイブ) ~5人で挑む、はじめての舞台~


こうして、五人であーでもないこーでもないと話し合いながら、三十分ほどかけて、それぞれの衣装が決まった。

とりあえず試着をしてみようということになり、各自フィッティングルームで着替える。


「どうよ、この衣装!」

「わー! 塁生くん、すごく似合ってるね!」


はじめに着替えを終えたのは、塁生と優希だ。

妖精の衣装を身にまとっている塁生が動くたびに、ピンク色の裾がふんわりと揺れている。


「そういう優希も、王子姿、けっこう様になってるじゃん」

「ほんと? それならよかった」


優希は、紺と黒色をベースとした衣装に、赤いマントを付けている。

フェザーハットという羽がついた帽子もかぶり、愛らしい雰囲気の王子様が完成していた。


次に着替えを終えてやってきたのは、雄星だ。

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