海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「佐々木くん、ごめんなさい!」

 突然、時雨先輩が佐々木先輩に向かって、勢いよく頭を下げた。

「部活が忙しくなって、本を返すのをすっかり忘れてしまって……」

「あ、いいよ! 僕のほうこそ、あんな手紙を出して、困らせちゃったみたいだし……」

 びっくりした佐々木先輩が、あわてて両手をブンブンと振る。

「たしかに、あの文章は本当に怖かったけど……」

「や、やっぱり……」

「でも、忘れないうちに、今から佐々木くんに渡してもいいかな?」

「う、うん。いいけど……」

 おずおずとうなずく佐々木先輩に、時雨先輩は前のめりでこう言った。

「わかった! 今すぐに持ってくる!」

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