海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「いいの……?」

「当たり前でしょ。私たちは、こうして同じ場所で立っている、同じクラスの仲間なんだから」

 時雨先輩はそう言うと、佐々木先輩に向かって、花が咲いたようにふわっと笑った。

「あーあ。俺がビシッと釘を刺してやるつもりだったのにな」

 ぼくの隣にいる宙音くんが、わざとらしくに唇をとがらせた。

 けれど、すぐに「……まっ、いっか!」と満足そうな表情でつぶやくと、頭上に広がる星空を仰いだのだった。


< 103 / 189 >

この作品をシェア

pagetop