海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
 バタンと音を立ててドアが閉まった。

 一人部室に取り残されたぼくが、足の裏を縫い付けられたように立ち尽くしていると、

「よー、望」

 突然、ドアが開いて、宙音くんたちが部室に入ってきた。

「あー、補習疲れた……」

「今日の日直の仕事、大変だったよー……」

「帰りに新発売のアイス買ってきたんだけど、いる?」

 さっきまでの静けさが嘘みたいに、部室がいつものにぎやかな声でいっぱいになる。

「なあ、望」

 ふいに、宙音くんがぼくの顔をのぞきこんだ。
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