海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「それから――」

 院瀬海くんが小さく息をのんで、鋭い視線をこちらに向けた。

 その先はぼく――じゃなくて、隣の宙音くんを射抜いている。

「綺良宙音」

 マイクを通した冷たい声に、宙音くんの顔つきが険しくなった。

「遊佐薫、春日井蜜希、大槻怜夜――」

 次々に名指しされていくのは、なんでも解決部のメンバーばかり。

 この流れだと、最後の一人は――……。

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