海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「――そして、葉山望」

 自分の名前を呼ばれた瞬間、ドクンと心臓が跳ね上がった。

 背中を流れる冷たい汗に、体温がすーっと奪われていくのがわかる。

「生徒会命令だ。なんでも解決部は、今日中に解散してもらう。以上だ」

 恋愛禁止の校則。告白大会の中止。そして、ぼくたちの部活の解散命令。

 あまりに突然の宣告の数々に、ぼくは言葉を失ってしまった。

 そして、講堂にいる誰もが、壇上から去っていく院瀬海くんの姿を、ただ見つめることしかできなかった。

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