海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「向坂くん! 時雨先輩!」

 現れたのは、前に相談に来てくれた二人だった。

「どうして二人が、こんな所に……?」

 ぼくが聞くと、時雨先輩が前のめりになった。

「私たちは、なんでも解決部の解散を反対するために来たの!」

「先輩方は僕たちを助けてくれました。だから、今度は僕たちが恩を返す番です!」

 向坂くんも、両手の拳をぎゅっと握って言う。

「ふ、二人とも……ありがとう!」

 目頭が熱くなって、涙がこみ上げそうになったとき。

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