海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「今の聞いた? なんでも解決部だって!」

 人ごみの中から誰かが叫んだ。それをきっかけに、大勢の生徒たちの視線が一斉にぼくたちに向けられる。

「あの、本当に解散しちゃうの……?」

 一人の生徒が不安そうな顔で聞くと、宙音くんが首を横に振った。

「なわけないだろ。なんでも解決部は、そう簡単に終わんねえよ」

 すると、その言葉を待っていたかのように、周りの生徒たちが一斉に声を上げた。

「お願い、みんな! 会長を説得して!」

「俺たちの自由を取り戻せるのは、もうお前たちしかいないんだ!」

 次から次へと、必死な叫び声が押し寄せてくる。

 ぼくらを信じるまっすぐな視線に、自然と背筋がピンと伸びた。

「……ああ、任せとけ」

 宙音くんが、頼もしい声で答えたとたんに、波が引くように道が開く。

 みんなの熱い視線を背中に受けながら、生徒会室の前へ向かったそのとき――。

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