海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「本当⁉」

 蜜希くんが目をキラキラさせて食いついた。

「ボク、その合宿参加したい! みんなで海で泳いで、バーベキューして、朝が来るまで語り合って……」

「うわあ……それ、すっげー楽しそう!」

 薫くんの声が、一段と大きく弾んだ。

 前のめりになった全身から、期待とわくわくに満ちたエネルギーがあふれ出している。

「じゃあ、オレは花火持ってくるよ! みんなで毎晩花火大会しようぜ!」

「おれはいつも通り、ゆっくり過ごしたい」

 怜夜くんが、普段と変わらない落ち着いた声で言った。

「一度でいいから、砂浜に立てたパラソルの下で、ビーチチェアに寝そべりたいと思ってたんだよな」

 こんなときでも寝ていたいのか……、怜夜くんらしいな。
 
 ――って、ちょっとまって!

 これ、一応部活の合宿だよ⁉

 みんな、全力で遊ぶことしか考えてないじゃん!

 ……はーっ、やれやれ。想像すればするほど、夏を満喫しているみんなの姿しか浮かばないよ。

 でも、そんなみんなと過ごす夏休みはきっと、ずっと忘れられない、最高の思い出になるんだろうな。

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