海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
 ぼくがムスッとしていると、綺良くんがなだめるように、ポンポンと肩を叩いてきた。

「まあまあ、不満になるのはわかるけど、早くゲーム機探そうぜ」

「う、うん……」

 ぼくはうなずいて、近くにあったキャビネットに手を伸ばした、次の瞬間。

「あっ、でも気をつけろよ。ここにある家具、どれも目玉が飛び出る高級品だからな」

 めっ、目玉が飛び出るほどの、高級品……⁉

 キャビネットの取っ手を取ろうとしたぼくは、あわてて手を引っ込めた。

 どうしよう。もしうっかり傷でもつけちゃったらと思うと怖いなあ。

 でも、慎重に、丁寧に扱えば、きっと大丈夫だよね……?

「あれ? ここ、なんか押せるな」

 押せるって何? って、大槻くーん!

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