海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
 さっと血の気が引いた瞬間、ぼくは壁一面が本棚になっている場所へと向かった。

 そして、両手でぐいぐい本棚を押している大槻くんの手首を、ガシッとつかんで止める。

「待って待って! 何やってんの⁉」

「何って……ここ、なんか動くんだよ」

「動く?」

「それって、どういうことですか⁉」

 ぼくたちの会話を聞きつけて、綺良くんたちが駆け寄ってきた。

 みんながキラキラした目で見守る中、大槻くんがぐんっと力を込めて本棚を押す。

 すると、本棚の一部が、きしきしと音を立てながら、ゆっくりと回転し始めた。

 すき間から少しひんやりとした空気がもれて、奥に部屋のような空間が現れる。

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