海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
 向坂くんがお礼を言ったところで、綺良くんがパンと手を叩いた。

「よし。蜜希も戻ってきたし、二手に分かれてゲームを探そう。向坂と怜夜は俺と隠し部屋の中。望と薫、蜜希は生徒会室を頼む」

 ぼく、本当は隠し部屋がよかったんだけど……まあいっか。遊びに来たわけじゃないんだし。

 そう自分に言い聞かせて、ゲーム機探しに没頭していた、そのときだった。

「きみたち、ここで何をしているんだ?」

 背後から響いたのは、全身が凍りつくような冷ややかな声。

 おそるおそる後ろを振り向くと、そこには紅茶色のサラサラの髪をした、キリッとした顔立ちの男の子がこちらを見下ろしていた。
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