海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
 院瀬海くんの顔が険しくなった。

 なんと、ぼくたちの前に現れたのは、ここにはいないはずの綺良くんだった。

「ほら、今日中に持ってきたぞ。部員もちゃんと、5人そろえたぞ」

 綺良くんが、院瀬海くんに申請書を突き付けた。

「なっ……! まさか、本当に持ってくるだなんて……」

 信じられないものでも目にしたかのように、院瀬海くんが動揺する。

 綺良くんはというと、勝ち誇ったようにふんぞり返っていた。

「約束通り、なんでも解決部の設立を認めてくれるんだよな?」

「くっ……! いいだろう。約束は約束だからな」

 院瀬海くんは、綺良くんから申請書を奪い取るように受け取ると、悔しそうに生徒会室から出て行った。

 バタン、とドアが閉まった直後。

「院瀬海のやつ、もう行ったか?」

 突然隠し扉が開いて、中から大槻くんが出てきた。

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