海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「ねえっ、綺良くん‼」

 ぼくは、なんでも解決部部長の綺良くんに向かって声を張り上げた。

 『次はぼくの相談に乗ってくれるよね⁉』 と、確かめようとしたその瞬間――。

「宙音」

 突然、綺良くんが自分の下の名前を名乗った。

「え? どうしたの、綺良く……」

「だから、そのよそよそしい呼び方やめろよ。今度から俺のことは、宙音って呼べよな」

「ひ、宙音……くん……」

 同級生で同じ部活のメンバー。

 だけど、呼び捨てするのはなんとなく勇気がいるから、下の名前にくんを付けて呼んだそのとき――、

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