海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「この呼び出し……、絶対に行かなきゃダメなやつ?」

「当然だろ」

 ガクガク震えながら聞くぼくに、宙音くんがツッコむように返してきた。

「ほら、行くぞ。今の天を待たせたら、もっと面倒なことになるからな」

 というわけで。ぼくたちは蜜希くんから分けてもらったクロワッサンを口にくわえると、猛ダッシュで食堂を出た。

 一歩、また一歩と生徒会室に近づくたびに、胃のあたりがキリキリしてくる。

 口の中には香ばしいバターの味が広がっているはずなのに、今は砂でもかんでるみたいな気分だよ……!

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