海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
 生徒会室に着くと、すでに二人が到着していた。

「したっけ? オレら、悪いことしたっけ……?」

 顔を真っ青にして、ガタガタ震える薫くんと、

「話すなら食堂でいいじゃん。おれ、腹減ってるんだけど」

 その隣で、ぐーっと鳴るお腹を両手でおさえて、ブツブツ文句を言ってる怜夜くん。

 二人とも、同じ呼び出しを食らったというのに、反応が真逆すぎるな……。

「やっと全員そろったか」

 ふと、部屋の奥にある、どっしりとした机がある方から声がした。

 黒い革張りの椅子に、院瀬海くんがふんぞり返って座っている。

「よー、天。急に呼び出すなんて、どうかしたのか?」

 宙音くんが気軽に院瀬海くんに話しかける。

「どうかしたも何も……。これ、きみたちの仕業だろ?」

 院瀬海くんは、あきれた顔でため息をつくと、机の上に何かを置いた。

 それを、ぼくたちに見せつけるように、スッと前にすべらせる。

< 65 / 189 >

この作品をシェア

pagetop