【blue】
「実は…涼太」


「うん…」


「…ちょっと捕まったらしい」


「へっ?」


あたしはグラスをひっくり返すところだった。


捕まった!?



「繭子、どういう事?」


「那智、声でかすぎ!!」


繭子は、あたしの口を手で塞いだ。

……


「ごめん…つい興奮しちゃって」


あたしが謝ると繭子は首を横に振った。


「わかる…その気持ち。私もサトシから聞いた時、那智と同じ反応だったから」


「何で…捕まったの?」
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