『顔も見たくない』と振られた御曹司に十年越しで執着されていました
「ああ、ごめん。つい……跡、付いてしまうかな」
言葉では謝りながらも、彼の表情はどこか陶然としていて、指先は愛おしむかのようにその場所をなぞっていた。
まるで、紗月に跡がが残るのを望んでいるかのように。
いつもは穏やかで、紗月を傷つけまいとしている優しい彼が、今は感情のままに紗月を貪っている。
もしかしたら、これが航生の本質なのかもしれない。それでもいい。どんな彼でも愛おしいから。
快感に支配された思考の端で、紗月はそう考えながら、彼の指先を拒むことなく受け止めていた。
「紗月、愛してる」
航生に導かれるまま、紗月はすべてを委ね、やがてふたりは深く結ばれる。
「航生君……っ、私も、愛してる」
汗ばんだ広い背中に腕を回し、強く抱きしめる。溺れるほどの愛と幸福に胸を震わせながら、紗月は声が枯れるまで愛しい人の名を呼び続けた。
言葉では謝りながらも、彼の表情はどこか陶然としていて、指先は愛おしむかのようにその場所をなぞっていた。
まるで、紗月に跡がが残るのを望んでいるかのように。
いつもは穏やかで、紗月を傷つけまいとしている優しい彼が、今は感情のままに紗月を貪っている。
もしかしたら、これが航生の本質なのかもしれない。それでもいい。どんな彼でも愛おしいから。
快感に支配された思考の端で、紗月はそう考えながら、彼の指先を拒むことなく受け止めていた。
「紗月、愛してる」
航生に導かれるまま、紗月はすべてを委ね、やがてふたりは深く結ばれる。
「航生君……っ、私も、愛してる」
汗ばんだ広い背中に腕を回し、強く抱きしめる。溺れるほどの愛と幸福に胸を震わせながら、紗月は声が枯れるまで愛しい人の名を呼び続けた。