よるの住人

プロローグ

いつだって、同じ夢を見る。
父さんと母さんが、僕を泥沼に引き込もうとして、両足を引っ張ってくる夢。
父さんと母さんが、僕を優しく呼んで抱きしめてくれる夢。
父さんと母さんが....夢。父さんと母さんが....夢。父さんと母さんが....夢

もう、声すら忘れてしまったというのに。
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