スターライトパレード
学校が始まり、まるで夏に起きたことが幻だったかのように、いつもの日常に戻っていた。
私が初めて作った曲は、発売後すぐに各種ランキングで一位を獲得し、動画サイトの再生数も更新され続けている。
セナ君と約束したとおり、スターライトパレードの『代表曲』と呼ばれるようになった。
テレビをつけても、街を歩いていても、ふとした瞬間にあの曲が流れてくる。
そのたびに、胸の奥がじんと熱くなって、少しだけ息が詰まる。
時折、街の大型ビジョンから流れるあの曲を耳にすると、どうしようもなく泣きたくなってしまう。
この感情が何なのか……まだ、よくわからない。
また、会いたいな。
そう思った、そのとき。
……LINEの着信が鳴る。
そんなはずないのに。
出る前から、誰からか分かってしまう。
「……もしもし?」
『まーだー?』
「え?」
『次の曲!まさか、あれで終わりなわけじゃねーよな?』
「……また、作れるの?」
『知ってるか?代表曲って、別に一曲って決まりはないって』
スマホの向こうで、いたずらっぽく笑っているセナ君の顔が思い浮かぶ。
見えてないのに、見える気がしてしまうのが悔しい。
『で、やるの?やらないの?』
「やる!!」
『だよな!!いつ打ち合わせ来れる?』
「今!!今行くよ!!」
セナ君の言葉を遮るように、声が飛び出した。
迷うより先に、体がもう動いていた。
思わず走り出す。
もう一度、あの光の景色を見たくて。
私が初めて作った曲は、発売後すぐに各種ランキングで一位を獲得し、動画サイトの再生数も更新され続けている。
セナ君と約束したとおり、スターライトパレードの『代表曲』と呼ばれるようになった。
テレビをつけても、街を歩いていても、ふとした瞬間にあの曲が流れてくる。
そのたびに、胸の奥がじんと熱くなって、少しだけ息が詰まる。
時折、街の大型ビジョンから流れるあの曲を耳にすると、どうしようもなく泣きたくなってしまう。
この感情が何なのか……まだ、よくわからない。
また、会いたいな。
そう思った、そのとき。
……LINEの着信が鳴る。
そんなはずないのに。
出る前から、誰からか分かってしまう。
「……もしもし?」
『まーだー?』
「え?」
『次の曲!まさか、あれで終わりなわけじゃねーよな?』
「……また、作れるの?」
『知ってるか?代表曲って、別に一曲って決まりはないって』
スマホの向こうで、いたずらっぽく笑っているセナ君の顔が思い浮かぶ。
見えてないのに、見える気がしてしまうのが悔しい。
『で、やるの?やらないの?』
「やる!!」
『だよな!!いつ打ち合わせ来れる?』
「今!!今行くよ!!」
セナ君の言葉を遮るように、声が飛び出した。
迷うより先に、体がもう動いていた。
思わず走り出す。
もう一度、あの光の景色を見たくて。