初恋が終わらないのは、菖蒲くんのせい
初日からずっとリーダーとして話を進めたりまとめたりしてくれている朝倉くんがいなかったら、きっと今頃こんなにチームはまとまっていない。
神谷さんも白石さんも、才能があってデザインが決まるのももうあと一歩だろう。
それは菖蒲くんの撮った写真のおかげでもある。
みんな才能があってそれぞれの力で足りない部分を補い合っている。
…それなのに私は、この一週間で何もできていない。役に立てていない。
適当に相槌を打って話に参加しているだけ。そんな誰でもできるようなことしかしていない。
「…あれ?」
ふと、鞄の中から手帳を取り出そうとするが、いつも入れている小口ポケットの方に入っていないことに気づき思わず立ち止まる。
そのまま中を探ってみるけど、手帳は見つからない。
…もしかして、さっき急いで鞄を取ったからその拍子に落としてきたのかもしれない。
慌てて来た道を戻って行き、私たちの座っていた席まで戻ると、なぜか菖蒲くんがまだそこに腰掛けていた。
「菖蒲くん…?まだ残って…」
気まずいなと思いながらも後ろから声をかけると、菖蒲くんは私の手帳を開いて中を見ていた。
「…っ」
神谷さんも白石さんも、才能があってデザインが決まるのももうあと一歩だろう。
それは菖蒲くんの撮った写真のおかげでもある。
みんな才能があってそれぞれの力で足りない部分を補い合っている。
…それなのに私は、この一週間で何もできていない。役に立てていない。
適当に相槌を打って話に参加しているだけ。そんな誰でもできるようなことしかしていない。
「…あれ?」
ふと、鞄の中から手帳を取り出そうとするが、いつも入れている小口ポケットの方に入っていないことに気づき思わず立ち止まる。
そのまま中を探ってみるけど、手帳は見つからない。
…もしかして、さっき急いで鞄を取ったからその拍子に落としてきたのかもしれない。
慌てて来た道を戻って行き、私たちの座っていた席まで戻ると、なぜか菖蒲くんがまだそこに腰掛けていた。
「菖蒲くん…?まだ残って…」
気まずいなと思いながらも後ろから声をかけると、菖蒲くんは私の手帳を開いて中を見ていた。
「…っ」