シルクロードはキケンな香り?
「彼は先生が思ってるような人じゃありません。あたしなんかよりよっぽど純粋で、素直な人です。それに、喧嘩はしちゃだめって言いましたから。」




誕生日のあの日

竜哉と約束をした。
「自分から喧嘩を売るような事は絶対しないで。危険な目にあってほしくないから…」


「わかったょ。俺、絹南が大切だから約束守るよ。」




約束したもん!





「そんな約束、彼が守るとは思えないが…」
先生はバカにしたように笑った。
< 22 / 38 >

この作品をシェア

pagetop