"Mr&Mrs Ogiwara detective office" 事件簿1
圭介は元刑事だと言って

「警察は必ず優弥さんの事をかぎつけます。まして今日マンションまで行ってるのですから、警察が必ず取っている野次馬の写真に写っているかもしれないですし、防犯カメラの方にも映っているかもしれません。すぐに警察に行った方がいいですね。担当の警察と事件の担当者が分かりましたら、連絡するのでそれまで待っていてください。それまでに大井小百合と会った日とかなるべく細かく書いておくことをお勧めします。僕にそう言われたと言ってもらっても構いません」

「わかりました。ありがとうございます。あと、車の写真見ます?かっこいいんですよね。この車、でもあの界隈にはちょっと似つかわしくないなあとは思ったので、何となく気になって写真撮っておいたんです」

と言って携帯に撮った写真を見せた。

「これは、まあ関係ないでしょう。反対に何か探ってるみたいにとられるとよくないのでこの件は警察には言わなくてもいいでしょう。一応その写真私のラインに送ってもらってもいいですか。それとご心配でしたら警察に行く時にご一緒します。その話の展開によっては弁護士を入れるかどうかも考えたほうが良いですからね」

そう言って圭介は優弥とラインができるようにした。

「ぜひ一緒に行ってください。圭介さんにラインですぐに相談出来るのは助かります。よろしくお願いします」

そう言って優弥は頭を下げた。

帰りの車の中で結花は

「圭介、どうしたの何か気になる事があったんでしょう。優弥さんから写真を見せられた時一瞬顔の表情が止まったわ」

「結花はすごいな。そんなとこに気が付くなんて」

そう言うと丁度あったコンビニに車を入れた。

そしては~っと大きなため息をつくと、携帯を出して結花に写真を見せた。

「ええ~っ、これって…」

「うん、そうだ悠介の車だ」

と、言って車のハンドルに突っ伏した。
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