13日の日直当番
男はなにか色々話をしてたみたいだけれど、2階の部屋までは聞こえてこなかった。
これは大きな事故だからきっとニュースにもなるだろうと思っていたけれど、そうはならなかったんだ。
噂好きな連中が集まって、関係者の個人情報を晒すような掲示板でもほとんど話題になってなかった。
だから俺思ったんだよ。
あぁ、あの事故についてはもみ消されたんだなって】
長い長い文章を読み終えた頃、昼のチャイムがなり始めた。
それでも私はパソコンの前から動くことができなかった。
体が固まってしまったかのように、視線すら動かせない。
だって、こんな理不尽なことってあるだろうか。
< 132 / 198 >

この作品をシェア

pagetop