13日の日直当番
「犯人はちゃんと捕まらなきゃダメだよ。じゃなきゃ、おかしいよ。春香さんがこんな風に、13日に怪異を引き起こすのだって、全部事故のせいなんでしょう!? それなのに……あんな悪口まで言うなんて!」
ギュッとシーツを握り締めて叫ぶように伝える。
そのとき一瞬だけ玉井春香さんのまつ毛が揺れた気がしてハッと息を飲んだ。
けれど、相変わらず目は閉じられていて起きる気配はない。
なにか答えてほしくて何度も何度も床を蹴った。
その度にゴムが床をこする音が空しく響いて、消えて行く。
「ねぇ、なにか答えてよぉ……」
玉井春香さんを助けたい。
今は自分がこの世界から脱出するよりもそっちの方がずっと重要だった。
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