13日の日直当番
だけど助け方がわからない。
5年後の自分たちの世界でも玉井春香さんはこうして眠り続けているんだろうか。
だから怪異は続いているんだろうか。
だとしたら、こっちの世界でどれだけ起きてと願ってもどうしようもないことだった。
私たちは未来から来たんだから、その未来を返ることはできないとわかっている。
自分の無力感にさいなまれてその場にズルズルと座り込む。
何度も鼻水をすすりあげて涙を拭っても次から次へと溢れてきて止めることができない。
どうしようもない気持ちに心の中が真っ黒に満たされたとき、ドアをノックする音が聞こえて顔をあげた。
振り向くとドアの前に篠崎さんが立っている。
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