13日の日直当番
翔太くんに連絡を入れて状況を聞いてみようかとも考えたけれど、余計な心配をさせてしまうかもしれないと思ってすぐにやめた。
「やっぱり、私も探しに行こうかな」
同じ階を探すだけなら時間はかからない。
そう思って立ち上がったときだった。
廊下からバタバタと足音が聞こえてきたかと思うと吉岡くんが教室に飛び込んできたのだ。
「吉岡くん!?」
驚きのあまり声がひっくり返ってしまう。
吉岡くんはひどく呼吸が乱れていて汗が服が張り付いている。
ぜぇぜぇ言いながら両ひざを床についてうずくまってしまった。
「ど、どうしたの?」
「翔太が野犬に襲われた!」
荒い呼吸を繰り返しながら叫ぶように言った。
「え!?」
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