13日の日直当番
「で、なかなか逃げられなくてこのままじゃ噛まれると思ったとき、翔太が助けに来てくれたんだ。翔太は校庭に落ちていた棒きれをつかんで犬に向かって投げたんだ。それは犬に当らずに後方に飛んで行ったけれど、子犬が棒にジャレついて親犬の意識が俺から外れたんだ」
吉岡くんが一度言葉を切って大きく深呼吸をしている。
ここまで一気に話をして、少しは落ち着いてきたみたいだ。
「今だ! って合図してふたりで逃げ出したんだけど、一拍遅れて親犬が追いかけてきた。それで……それから……」
「もう3分切ってるよ!」
吉岡くんの言葉をさえぎるようにみーちゃんが叫ぶ。
吉岡くんが一度言葉を切って大きく深呼吸をしている。
ここまで一気に話をして、少しは落ち着いてきたみたいだ。
「今だ! って合図してふたりで逃げ出したんだけど、一拍遅れて親犬が追いかけてきた。それで……それから……」
「もう3分切ってるよ!」
吉岡くんの言葉をさえぎるようにみーちゃんが叫ぶ。