13日の日直当番
けれど一瞬、音が重なったように感じられたのだ。
その違和感は
まるで口に入れた綿菓子のようにすぐに溶けて消えて行った。
「授業を始めるぞ」
その声に条件反射的に自分の机へ向かおうとして、すぐに足を止めた。
私の席に違う子が座っている。
しかも見たことのない女の子だ。
ツインテールなところはみーちゃんと同じだけれど、顔も雰囲気もまるで違う。
「誰?」
そう呟いたとき、翔太くんが私の腕を痛いほど強く掴んできた。
思わず顔をしかめて翔太くんを見ると、翔太くんの視線は教卓へと向かっていた。
「東野先生だ」
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