13日の日直当番
思考は定まらずにグルグルを空回りを続けるばかりだ。
常識では考えられないようなことが起こっている。
廊下で棒立ちになっている私たちが見えていないかのように、教室内では5時間目の授業が始まっていた。
「みんな、私たちのことが見えてないみたい」
教室に入って一番手前の席の子の顔を覗き込んでみたけれど、全く反応がなかった。
私と翔太くんの話声だって聞こえていないとおかしいのに、誰もこちらを見てこない。
つまり、私たちの姿は見えていないし、声も聞こえてはいないんだ。
「なんか幽霊にでもなった気分だな」
翔太くんが自分の体を見下ろして呟く。
「わ、私たち死んじゃったの!?」
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