13日の日直当番
そう言われて今日は帰る場所がないことに気が付いた。
この時代の自分の家に帰るわけにはもちろんいかない。
「そっか、私たち今日はもうお父さんにもお母さんにも会えないんだ」
「寂しい?」
「……ううん、翔太くんがいるから平気」
本当は少し寂しかったけれど、私は強がってそう答えたのだった。
☆☆☆
総合病院まではバスで移動することに決めた。
幽霊のような体になっても移動は徒歩しかなくて、それじゃ時間がかかりすぎるからだ。
図書館に出入りしたときと同じように他の乗客に混ざってバスに乗り込んで、邪魔になりにくい最後部座席にふたり並んで座った。
「なんだかすごく悪いことをしている気分だね」
この時代の自分の家に帰るわけにはもちろんいかない。
「そっか、私たち今日はもうお父さんにもお母さんにも会えないんだ」
「寂しい?」
「……ううん、翔太くんがいるから平気」
本当は少し寂しかったけれど、私は強がってそう答えたのだった。
☆☆☆
総合病院まではバスで移動することに決めた。
幽霊のような体になっても移動は徒歩しかなくて、それじゃ時間がかかりすぎるからだ。
図書館に出入りしたときと同じように他の乗客に混ざってバスに乗り込んで、邪魔になりにくい最後部座席にふたり並んで座った。
「なんだかすごく悪いことをしている気分だね」