13日の日直当番
そこには事務服を来た女性がけげんそうな顔をして立っている。
私と翔太くんは弾かれたように横へと飛びのいた。
女性がパソコン画面を見つめて「誰か触った?」と、周りの人に聞いている。
周りの人たちはみんな首を傾げたり、「触ってないよ」と返事をしている。
「早くカウンターから出よう」
翔太くんに促されて足早に出口へと向かう。
しかし、焦っていたため右手でカウンター上にある書類に当ってしまった。
あっと思った時にはもう遅い。
その書類がバサバサと音を立てて床に落下してしまったのだ。
受付の人たちの視線が一斉に集まってくる。
見えていないとわかっていても全身から冷や汗が流れた。
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