13日の日直当番
「大丈夫?」
「うん……」
まだ心臓はドキドキしているけれど、体は動くようになった。
カウンター内へ視線を向けるとさっきの受付の人が散らばった書類を拾い上げたとろこだった。
その視線は私へは向いていない。
目が合ったのは勘違いだったみたいだ。
「この病院やっぱり出るのよ」
「受付にまで出るなんて」
受付内でささやかれるそんな会話を後ろに聞きながら私たちはエスカレーターで2階へと向かったのだった。

☆☆☆

パソコンで確認した203号室は個室になっていてドアは開け放たれていた。
これは私たちにとってとても好都合だった。
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