君は愛おしいシンデレラ!♡
シンデレラの出逢い
「ユキにゃんありがと〜!今日周回する予定だから!」
「ほんと?ありがとう、待ってるね。」
高校3年生のわたしには、家族にも友達にも、内緒にしている事がある。
それはわたしが____アイドルだということ。
といっても、特別売れているとかすっごく人気だとか、そういうものではない。
高1の頃、プロデューサーさんにたまたま声をかけられた事が始まり。
はじめは受け入れるつもりじゃなかったし、
気が弱くて人と話す事が苦手なわたしには絶対に向いていないと自負すらしていた。
けれど、あまりに熱心なプロデューサーさんの願いを断ることもできなくて...
という具合に、わたしは流れのまま地下アイドルとなってしまった。
「今日のステージもめっちゃよかった!」
「ユキにゃんがいるからがんばれるよー!」
ファンのみんなの、温かい声援。
時にはアイドル活動を辞めようなんて思った事もあったけど...
今はそんな思考に至る事はない。
わたしを愛してくれるみんなに、恩返しがしたいんだ。
でもそれ以上に、アイドルをやめたくない理由があった。
それは____