君は愛おしいシンデレラ!♡


「_____ユキ」

「...!レオくん!」



1人の大切なファンのため。



「ごめんね、最近特典会参加できてなくて...」

「ううんっ、いいの...!ずっと待ってた!」



「ありがとう」と言って優しくわたしに微笑みかけてくれるのは、
わたしを活動当初から応援してくれている、レオくん。



初めて出逢ったのは、2年前の...デビューライブの日。


***


『し、新メンバーになりたましたっ...ユキですっ....!』



あの日のライブ中ずっと、緊張で震えが止まらなかった。
お客さんは少ないものの、いざステージに立つと怖くて怖くて。


ライブの終演後には特典会があって、ただお客さんとチェキを撮るだけ、って感じだったんだけど...

それすらも怖くて、何もかも投げ出したい気分だった。



『はじめまして。僕、レオっていいます』



それが、レオくんとの最初の出逢い。



『ご、ごめんなさい...話すの、下手、で....』


『ううん。ユキの声はちゃんと届いてるよ。』



***



チェキスタさんがシャッターを切る音が響く。

それと同時に、レオくんがこちらをみて言った。



「チェキ撮るのも、だいぶ慣れたよね」


「ふふっ、うん。はじめの頃にレオくんといっぱい撮る練習したもん」



レオくんは今も昔も...わたしに変わりない笑顔を向けてくれる。
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