初恋が始まるとき。
「どのくらいかかんの?」
「何でそんな事聞いてくるんですか」
渋谷さんの方を向いてふと問い掛けると顔が近付いてくるのを見て慌ててキャスターを後ろに転がして下がる。
突然の出来事に驚きすぎて心臓がばくばくと音を鳴らしている。
渋谷さんは私の反応を見るなり笑っていた。
「反射神経すご」
「な、んですか」
「何か、気になるんだよな。人の所に土足で踏み込んでくるのに、自分の所には一切踏み込ませないし、男嫌いで俺には必要以上の嫌悪感を向けてくる」
そう言いながら近付いてきて、後ろに下がれない様に後ろの背凭れを軽く掴んで顔を近付けてくる。
いつも距離の近い人だったけれど、最近は必要以上に絡んできて、入り込んで来ようとしてきて…、最近は少し怖い。
「なあ、男嫌いって恋愛にも興味ねぇの?好きな対象は女?」
「は…?」
そんなこと考えた事も無い。恋愛をしたいなんて思ったこともなかった。
女の園に通っていて、この子が好きとかそんな風に思ったことも無い。
「やめてください。そんなこと渋谷さんが聞いてどうするんですか」
「俺の事好きにさせてぇなって。この生意気で澄ました顔の女が、俺の事で傷付いたり、喜んだり、振り回されてる顔してるの見たい」
そう言って片手で私の頬を挟み込み触れてくる。
その手が今は気持ち悪くて手を思い切り振り払った。
「何でそんな事聞いてくるんですか」
渋谷さんの方を向いてふと問い掛けると顔が近付いてくるのを見て慌ててキャスターを後ろに転がして下がる。
突然の出来事に驚きすぎて心臓がばくばくと音を鳴らしている。
渋谷さんは私の反応を見るなり笑っていた。
「反射神経すご」
「な、んですか」
「何か、気になるんだよな。人の所に土足で踏み込んでくるのに、自分の所には一切踏み込ませないし、男嫌いで俺には必要以上の嫌悪感を向けてくる」
そう言いながら近付いてきて、後ろに下がれない様に後ろの背凭れを軽く掴んで顔を近付けてくる。
いつも距離の近い人だったけれど、最近は必要以上に絡んできて、入り込んで来ようとしてきて…、最近は少し怖い。
「なあ、男嫌いって恋愛にも興味ねぇの?好きな対象は女?」
「は…?」
そんなこと考えた事も無い。恋愛をしたいなんて思ったこともなかった。
女の園に通っていて、この子が好きとかそんな風に思ったことも無い。
「やめてください。そんなこと渋谷さんが聞いてどうするんですか」
「俺の事好きにさせてぇなって。この生意気で澄ました顔の女が、俺の事で傷付いたり、喜んだり、振り回されてる顔してるの見たい」
そう言って片手で私の頬を挟み込み触れてくる。
その手が今は気持ち悪くて手を思い切り振り払った。