無自覚系お姫様は溺れるほどに愛され中
そんなわけで、リオ君は毎日私と堂々と登校し、各クラスに友達がいるような子になってしまった。



碧葉君と対面することだけは阻止しようと頑張ってみたものの、隙あらばボレロ様を呼びつけて彼のところへ行こうとする。



軽くかわされて全然相手にはされていないはずだけど敵対心は燃えたぎったままだから、こっちは毎日冷や汗が止まらない。



それにみんなに可愛がられているリオ君を見ていると、感じたことのない複雑な感情になってしまう自分が嫌だった。



私だけのリオ君だったのに、って。

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