音を色づく
桜の花びらが舞う。まだまだ、満開だ。
そんなことを考えながら、高校の敷地内へと足を運んだ。

今日から高校生活の始まりだ。
周りの新入生は、緊張と笑顔の顔で溢れている。

そんな中、私はその場に似合わないため息を吐いた。
「んー」
これからどう過ごそうか。
なるべく人と関わりたくないな。

こんなことを考えてるのは私だけだろうと、入学式のため体育館へと向かってると

「ねーねー君!」
と元気な声が聞こえてくる。

入学式早々にナンパか、やるなーと他人事で考えていたら、私の肩をポンポンと軽く叩いてきた。

「えぇ?私?」
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