恋愛はめんどくさい!
第四話 学校の帰り道
中間テストの試験休みが終わった。
試験前のちょっと微妙な雰囲気は消え、いつもの日常に戻ったように感じる。
そんな中、休み時間にひょっこりと私の前に現れたのは、同級生の小野恵だった。
恵は中学の時からの親友で、明るくて素直でいい子だ。しかも、私と違ってとってもかわいい。
「ねえ、いつもと雰囲気違うんだけど?」
「そりゃあ、試験も終わったし……」
「違う! そうじゃない!」
「え?」
「ねえ、なんかいいことあった?」
いきなりきたな、と思った。とにかく恵は勘が鋭い。
「いや、うーん、特に思い当たることはない……かな?」
「ふーん。そうなんだ。へえー」
恵の丸い大きな瞳が私の顔を見つめている。間違いなく、何かあったと確信している。
でも、だめだ。ここで引いてはいけない。
「そりゃあ、試験が終われば誰だってハッピーでしょう?」
「ほほう……まあ、そういうことにしときましょうかね」
相変わらず、気になることがあると容赦なく突っ込んでくる。
確かに、先日の先輩とのデート(らしきもの)は楽しかった。たぶん、それが表情にも出てしまっているのだろう。
ただ、これをお付き合いと言っていいのかどうかはわからない。
ましてや、ほんとに先輩のことが好きなのかどうかも、正直わからない。
そもそも、私は先輩のことをまだよく知らない。
さまざまな思考が頭の中を回り始めたとき、チャイムが鳴り始めた。
すぐに先生が入ってきた。
私の思考は、そこでぷつんと途切れてしまった。
試験前のちょっと微妙な雰囲気は消え、いつもの日常に戻ったように感じる。
そんな中、休み時間にひょっこりと私の前に現れたのは、同級生の小野恵だった。
恵は中学の時からの親友で、明るくて素直でいい子だ。しかも、私と違ってとってもかわいい。
「ねえ、いつもと雰囲気違うんだけど?」
「そりゃあ、試験も終わったし……」
「違う! そうじゃない!」
「え?」
「ねえ、なんかいいことあった?」
いきなりきたな、と思った。とにかく恵は勘が鋭い。
「いや、うーん、特に思い当たることはない……かな?」
「ふーん。そうなんだ。へえー」
恵の丸い大きな瞳が私の顔を見つめている。間違いなく、何かあったと確信している。
でも、だめだ。ここで引いてはいけない。
「そりゃあ、試験が終われば誰だってハッピーでしょう?」
「ほほう……まあ、そういうことにしときましょうかね」
相変わらず、気になることがあると容赦なく突っ込んでくる。
確かに、先日の先輩とのデート(らしきもの)は楽しかった。たぶん、それが表情にも出てしまっているのだろう。
ただ、これをお付き合いと言っていいのかどうかはわからない。
ましてや、ほんとに先輩のことが好きなのかどうかも、正直わからない。
そもそも、私は先輩のことをまだよく知らない。
さまざまな思考が頭の中を回り始めたとき、チャイムが鳴り始めた。
すぐに先生が入ってきた。
私の思考は、そこでぷつんと途切れてしまった。