皇命婚と告げた運命の伴侶に恋情を贈る
魔湖の主の言ったとおり、母は痣について記載していた。
私が成人を迎えたらきちんと痣について説明するつもりでいたらしい。
ただ日々弱っていく自分の体を理解していたのだろう。
万が一の事態に備えて日記に記していたようだった。
だが母も魔湖の主ほど詳しく正しい情報は知らなかったようだ。
【トゥーイッラ魔術騎士団長との未来を恐れずにキラナが受けとめ、ふたりが立場や身分を超えてお互いの本質を知って、愛し合えますように。その日が来るのを心から願う】
【トゥーイッラ魔術騎士団長は色々な噂がある方だけど、ワクスは信頼していたし、ふたりが結ばれるのを応援していたから……いつかその話も聞かせてあげたい】
母の心配と温かな気持ちが胸に染みこんでいく。
父は私と会話しているときのアレン様の様子や反応から、アレン様と私は運命の伴侶同士かもしれないと直感めいたものを感じて、心配しながらも応援していたという。
理由は、アレン様の目の色が紫色なうえ、他人とどこか一線を引く部分が母に出会う前の自分に似ていたから、らしい。
母は父の意見を以前から聞いていたので砦の一件のとき、驚きはしたがどこか納得もしていたそうだ。
ただ、十七歳の私では流され押し切られるのを危惧して、アレン様から離れるのを賛成したそうだ。
その件も含めすべて、私が成人した頃には打ち明けるつもりだったと日記には記載されていた。
私が成人を迎えたらきちんと痣について説明するつもりでいたらしい。
ただ日々弱っていく自分の体を理解していたのだろう。
万が一の事態に備えて日記に記していたようだった。
だが母も魔湖の主ほど詳しく正しい情報は知らなかったようだ。
【トゥーイッラ魔術騎士団長との未来を恐れずにキラナが受けとめ、ふたりが立場や身分を超えてお互いの本質を知って、愛し合えますように。その日が来るのを心から願う】
【トゥーイッラ魔術騎士団長は色々な噂がある方だけど、ワクスは信頼していたし、ふたりが結ばれるのを応援していたから……いつかその話も聞かせてあげたい】
母の心配と温かな気持ちが胸に染みこんでいく。
父は私と会話しているときのアレン様の様子や反応から、アレン様と私は運命の伴侶同士かもしれないと直感めいたものを感じて、心配しながらも応援していたという。
理由は、アレン様の目の色が紫色なうえ、他人とどこか一線を引く部分が母に出会う前の自分に似ていたから、らしい。
母は父の意見を以前から聞いていたので砦の一件のとき、驚きはしたがどこか納得もしていたそうだ。
ただ、十七歳の私では流され押し切られるのを危惧して、アレン様から離れるのを賛成したそうだ。
その件も含めすべて、私が成人した頃には打ち明けるつもりだったと日記には記載されていた。