極上パイロットの一途な執愛
「だって、そんなことされたら、絶対に恥ずかしい声が止まらなくなるじゃないですかっ!」
「だから?」
「ほかの人にそんな声、聞かれたくないです……っ」

 羞恥に耐えながらそう言うと、蒼真さんは「はぁー」と大きく息を吐き出した。

「ほんとお前……」

 あきれたようにつぶやかれ「なんですかっ!」と警戒心むきだしで問い返す。

「かわいすぎ」
「は?」
「一年間も耐えてきたうえに、ここで我慢する俺を、本気で褒めてやりたい」

 蒼真さんのつぶやきの意味がわからず、私は肩で息をしながら眉を寄せた。


                       


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