極上パイロットの一途な執愛
「なに言ってるんですか……っ! って、んん!」

 蒼真さんの手が下着の中に滑り込み、胸の先端をいたぶるようにゆっくりと動く。

「あ……、や……っそこだめ……!」

 指先が動くたびに、びくんと背筋が震えた。必死に唇を閉じているのに、甘い声がもれてしまう。

「初めてなのに、敏感だな。いつも妄想してたから?」
「や、ちが……っ」

 涙目になりながら必死に首を横に振ると、蒼真さんが耳もとでささやいた。

「漫画の中のヒロインは、どんなことされていたか覚えてるか?」

 その問いかけに、漫画のラブシーンが頭に浮かぶ。

 ヒーローがヒロインを床に押し倒し、腕を押さえつけながら体を屈める。胸のふくらみを唇でゆっくりとなぞり、そして敏感になった頂に舌先を――。

 そこまで思い出して、かぁっと頬が熱くなる。

「だ、だめです――っ!」

 私はそう叫び、力いっぱい蒼真さんの胸を押した。なんとか彼から距離を取り、はぁはぁと肩で息をする。

「そんなにいやがらなくてもいいだろ」

 くすくす笑う蒼真さんを威嚇するように睨んだ。

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