極上パイロットの一途な執愛
 必死に顔をそむけて理性を保とうとしていると、『こら』と甘い声で叱られた。

『目をそらさないで、ちゃんと俺を見ろよ』

 長い指であごをすくい上げられ、顔をそらすことすらできなくなる。

 おずおずと視線を上げると、蒼真さんと目が合った。整った顔立ちの彼に見下ろされ、心臓が爆発しそうなほど大きな音をたてる。

 動揺しすぎた私が涙目になると、蒼真さんはふっと意地悪に笑った。

『愛里はかわいいのに、無防備すぎる』

 私を叱るように目を細めた彼は、ずるいくらい余裕たっぷりで魅力的で、どうしていいのかわからなくなる。

 震える息を吐き出すと、蒼真さんの親指が私の唇をそっとなぞった。
 それだけで背筋がぞくぞくと震え、体が熱くなる。
 もう、息の仕方さえ忘れてしまいそうだ。

 そんな私を蒼真さんが見下ろす。そして、私の唇を見つめながらゆっくりと口を開いた。

『……キス、してほしい?』

 キ、キスって、蒼真さんと私が……っ!?

 私が戸惑っている間に、整った顔が近づいてくる。

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