没落令嬢ですが聖女になった途端、婚約破棄した皇太子に溺愛されています
殿下は、迷いなく言い切った。
「君と離れる気はない」
その一言に、胸が大きく揺れる。
(……そんな……)
予想していなかったわけじゃない。
それでも、はっきりと言われると、言葉を失う。
「……君が」
ゆっくりと、距離が近づく。
「皇太子妃になるまで、通い続ける」
(……え……)
思わず息を呑む。
それは――あまりにも真っ直ぐで。
あまりにも、重い言葉。
「でも……私は……」
言いかける。身分も、立場も、もう何もない。
そんな私が――
「関係ない」
すぐに、遮られる。
「他の女では、意味がない」
低く、はっきりとした声。
「俺が欲しいのは、お前だけだ」
その瞳には、一切の迷いがなかった。
逃げ場なんて、どこにもない。
「君と離れる気はない」
その一言に、胸が大きく揺れる。
(……そんな……)
予想していなかったわけじゃない。
それでも、はっきりと言われると、言葉を失う。
「……君が」
ゆっくりと、距離が近づく。
「皇太子妃になるまで、通い続ける」
(……え……)
思わず息を呑む。
それは――あまりにも真っ直ぐで。
あまりにも、重い言葉。
「でも……私は……」
言いかける。身分も、立場も、もう何もない。
そんな私が――
「関係ない」
すぐに、遮られる。
「他の女では、意味がない」
低く、はっきりとした声。
「俺が欲しいのは、お前だけだ」
その瞳には、一切の迷いがなかった。
逃げ場なんて、どこにもない。