総長は、私にだけ甘すぎる。
校門の前。

何か違和感があった。

ざわつき。

いつもより落ち着かない空気。

「ねぇ、あれ……」

「ほんとに来てるじゃん」

視線の先。

そこにいたのは――

黒崎蓮。
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