総長は、私にだけ甘すぎる。

第5話 守られる理由

翌朝。

いつも通り学校へ向かうはずだったのに。

なぜか足が重い。

昨日のことが頭から離れない。

――「放っておけない」

――「理由はない」

その言葉ばかりが浮かぶ。

「……意味わかんない」

呟いて、歩き出した。
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